ss-20090812-00 on Flickr

はじめに

GPS Tracker」は,起動することでGPSデータを記録し続ける「だけ」のiPhoneアプリです.記録されたデータはInstaMapperのサーバへ送信され,後からブラウザで確認することができます.(ユーザ登録が必要です.)

データを公開できるんだろうな,と少し触ってみましたが,よくわかりませんでした.先週末のお話です.

さらに注目すべきところは,軌跡を公開することができるのだ。ブログに貼り付けることも想定しており,コードを貼り付けるだけで以下のような表示ができてしまう。また,APIもあるようなので,拡張性もありそうだ。
iPhone GPSとアプリでトラッキングログ(軌跡)の取得を試みた – Tagchan’s Blog

しかし,やはり公開が可能ということなので再度試行,今度はそこまで到達することができました.前エントリのお話です.

ただ,そこに到達するまでが少々わかりにくかったので,スクリーンショットを交えてメモしておきます.また,記録したデータのエクスポートも可能ということで,そのあたりについても簡単に紹介します.

なお,ユーザやデバイスの登録については済んでいるものとします.

「track」を作成する

あくまで個人的な推測ですが,InstaMapperサーバへは,時刻-位置の関連づけのみが記録されるっぽいです.したがって,GPS Tracker(以下,アプリ)を起動してから終了する(ホームボタンを押すとか)までが1つの「記録グループ」として分類されるようなことがありません.

InstaMapperでは,時刻-位置の系列の範囲,実際には始点と終点,の情報を「track」として保存することができます.これが「記録グループ」に対応します.

始点・終点は(おそらく)任意に指定できるので,位置情報の記録の際にアプリの起動・終了を何度繰り返しても問題ありません.

準備

ログイン後,「Devices」ページにおける登録デバイス一覧から,対象のデバイスに関するメニューの中から「data」をクリックします.「data」では,時刻-位置の系列がテキストで表示され,同時に,それらに対応する「マーカの集合」が地図(Google Maps,以下,地図)上に表示されます.

ss-20090812-01 on Flickr

始点の選択

始点に指定したいマーカをクリックするとメニューが表示されるので,その中から「Begin track here」を選択(クリック)します.

ss-20090812-02 on Flickr

すると,次のような表示上の変化が起きます.

ss-20090812-04 on Flickr ss-20090812-03 on Flickr

終点の選択

始点と同様に,「End track here」を選択します.

ss-20090812-05 on Flickr

始点・終点とも選択が完了すると,「Save track」ボタンが現れるのでこれをクリックします.(「Delete」ボタンは試してません.)

ss-20090812-06 on Flickr ss-20090812-07 on Flickr

「track」作成フォームで,ラベル名を入力して「Create」ボタンをクリックすることで,新しい「track」が作成されます.

ss-20090812-08 on Flickr

作成した「track」に関する情報がこんな感じで表示されます.

ss-20090812-09 on Flickr

記録データを共有する

「Devices」ページにおける登録デバイス一覧から,対象のデバイスに関するメニューのうち「tracks」をクリックします.作成した「track」の一覧が表示されます.

共有したい「track」のメニューの中から「sharing」を選択すると,共有のための情報が表示されます.

ss-20090812-10 on Flickr

共有状態の「track」ページへのリンクを張ったり,ブログ等に直接埋め込んだりできます.

ss-20090812-11 on Flickr

共有を解除したい場合は「Disable sharing」ボタンをクリックします.

ちなみに,共有状態の「track」は,一覧で「sharing ON」と表示されます.

ss-20090812-12 on Flickr

記録データをエクスポートする

記録したデータを,再利用可能な別形式でエクスポートすることもできます.形式どうのこうのについては本家のページをドウゾ.

対象の「track」のメニューの中から「export」を選択します.

ss-20090812-13 on Flickr

あとは,形式を選択して「Export」ボタンをクリックすればエクスポート(データのダウンロード)が始まります.

ss-20090812-14 on Flickr

前エントリで表示しているデータをgpx形式でエクスポートした場合,次のようになります.(一部省略.)

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<gpx version="1.0" creator="InstaMapper - http://www.instamapper.com"
     xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance";
     xmlns="http://www.topografix.com/GPX/1/0";
     xsi:schemaLocation="http://www.topografix.com/GPX/1/0
                         http://www.topografix.com/GPX/1/0/gpx.xsd">;
 <time>2009-08-12T13:21:23Z</time>
 <trk>
  <trkseg>
   <trkpt lat="35.15831" lon="136.93492">
    <ele>197</ele>
    <time>2009-08-12T00:29:18Z</time>
    <course>0</course>
    <speed>0.0</speed>
   </trkpt>
   <trkpt lat="35.15777" lon="136.93549">
    <ele>59</ele>
    <time>2009-08-12T00:29:48Z</time>
    <course>150</course>
    <speed>4.8</speed>
   </trkpt>
   <trkpt lat="35.15617" lon="136.93712">
    <ele>62</ele>
    <time>2009-08-12T00:30:18Z</time>
    <course>136</course>
    <speed>6.1</speed>
   </trkpt>
 
...
 
   <trkpt lat="34.79263" lon="137.37141">
    <ele>53</ele>
    <time>2009-08-12T04:27:30Z</time>
    <course>144</course>
    <speed>5.2</speed>
   </trkpt>
   <trkpt lat="34.79117" lon="137.37279">
    <ele>56</ele>
    <time>2009-08-12T04:28:01Z</time>
    <course>140</course>
    <speed>3.7</speed>
   </trkpt>
  </trkseg>
 </trk>
</gpx>

おわりに

以上,iPhoneアプリ「GPS Tracker」で記録したデータを公開したりエクスポートしたりするための手順を簡単に紹介しました.

FLOSS桜山 第27回勉強会で紹介のあったOpen Street Mapのためのツールとしても使えますかね.バッテリの持続時間がネックになりそうではありますが.

こちらもあわせてどうぞ

Leave a Reply

直近のつぶやきを読み込みちゅう...